第6章 NGのお客さん ①

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<ケース5> 何をしてこうなっているのか解りませんが 布団にオシッコは? 敷き布団にはトイレマットを敷いていますので 布団まで濡れないのでセーフです。 掛け布団は濡れると乾かさないといけないので 結構大変で、困るんですけどセーフです。 オシッコをアウトにすれば、お客さん居なく なってしまいます。 何せ10組に1、2組ぐらいは、オシッコ対象 客なんですから。 次に赤チンは、どうか? 「何これ!」と叫んでしまうぐらい ナイフで刺されたと思いたくなるほど シーツが血の海になってしまっている時も 有りますが、これも取り締まるとお客さんが 居なくなってしまいますので、ギリギリ セーフです。 <ケース6> 臭いのキツイお客さん。 掃除のために部屋に入ると 「思わず口を押さえ、これ何の臭い?」 食事の残りの臭いではなく、今まで余り経験の 無い臭い。 すぐに消臭スプレイを部屋全体にしますが 中々臭いが消えません。 しばらく窓を開けて、様子見なってしまいまので 部屋はすぐに売れません。 こんな密室空間で、たぶん体臭だと思いますが、 相方はこの臭い大丈夫なの? 好きだと気にならないの? とりあえず、故意にだした臭いではなさそうなので このケースもセ-フです。 どんな人かなと思い、お客さんが車のナンバ- 隠しの看板を取る時 様子を上から見ていると小柄で髪の毛が長く、 武田鉄也風の人でした。
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