第7章 不倫 ①

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部屋のお客さんは 「何かの間違いじゃないですか、誰も連れは もう来ません」 店長は 「解りました、申し訳ございませんでした。」 そして205室の外ドアの横のインターフォンに 「すみません。205室のお客さんは誰も来ないと 言ってますが、部屋のお間違いでは?」 205室外の女性は 「205室で間違いないです、でも解りました」 その時は、我々は 「何かの間違いだったのですかね」 デリヘルが部屋間違うことは、 たまに有りますので、 「今回もたぶんそうでしょう。」 と言い合ってました。 その件が、有ったことをすっかり忘れて 掃除に没頭してると 急に外の方で大きな声が。 私は、2階から何が有ったのかと 声がする方を覗いて見ると 205室の車庫の方で、もめていました。 それも、女性が大声で何かわめいていて とりあえずケンカかなと思っていました。 でも、中々収まる気配がしないので 店長と私は、様子を見に。 すると 「どんな関係なの」 「ちゃんと説明してよ」 「あなたは何を考えてるの」 と女性が男の人に詰め寄って、わめいてました。 見るからに修羅場の状況でした。 店長は 「他のお客様もいらっしゃいますので お店の外でお願いします。」
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