999人が本棚に入れています
本棚に追加
/206ページ
面接日。
世間は新年の挨拶廻り真っ只中、でも今は
物流倉庫で年中無休の仕事なため、
そのような苦労がないのがうれしい。
サラリーマン時代の新年は
「明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。」の言葉
を1日100回以上言ったものでした。
昼の仕事が終わり17時30分頃
ホテルに到着。
大通りから少し入った大きなパチンコ屋に
隣接していて、会社から余りにも近いので、
誰かに見られないかと心配。
ラブホなどもう20年以上ご無沙汰して
いますので何かドキドキしてきた。
どこから入れば良いのか、車は何処に停めれば
良いのかも解らない。
とりあえず、電話して車はパチンコ屋に
停めてフロントの看板がある所から2階に
上がってとの指示だった。
学生時代はカラオケパブやディスコなどで
バイトしていたので、ちょっと危ない夜の世界は
経験済みなのですが、やっばり何か怖い。
まして
ラブホの面接に行くことは鬼嫁や会社の
同僚にも言ってないので、何か有ったら誰にも
探してもらえない。
ビクビクしながらホテルの中に入る。
最初のコメントを投稿しよう!