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プルル、、、、、
おっと、携帯の音だ。この話は、また後にしよう。
2章 相手
あ、もしもし?いろは?久しぶり!
いろはがわたしの名前を言う。ほんとうに久しぶりだ。
今日は、大ニュースがあるの!木苺少年、少女施設が改装されて、研究所にかわるらしいよ!
びっくりだよね!
いろはも、驚きを隠せない様子が声色から読み取れた。
え?そうね。いろはの言うとおり。
いろはは、施設が改装されるのがどうしても気に触るらしい。わたしもそうだ。
その後も、たわいもない話をして、電話を切った。
ごめんね、またなんかあったら電話する。じゃあね!
いろはには、彼氏がいるらしい。その彼氏に、あの施設のことを話していたらしい。
いろはは、もう、わたしたちのやるべきことがしっかりと、わかっているのかもしれない。
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