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3章 オオキさん
久しぶりに、あの施設の幼馴染から電話があった。施設の改装には、驚いた。
、、、、、、、、、あの施設の話の続きをしなければ。
あの施設には、オオキさんという人がいた。普通の学校でいうところの、事務の人だ。
オオキさん以外の人たちのことを、わたしたちは、研究員と呼んでいた。
それくらい、事務の人はわたしたちにとって珍しい人だったのかもしれない。
なにしろ、オオキさん以外の人たちは、いつも白い白衣のようなものを着ていたから、無理もないかもしれない。
オオキさんの仕事は、施設の掃除や、事務関係で、いつもティーシャツとジーンズを履いていた。
オオキさんに、特別何かがあるわけではないけれど、あの施設の一つとして、記憶にある。
ねぇ、あなたは、わたしのこんな話に付き合っていていいの?こんな嘘っパチみたいな話。
彼氏の、優斗はコクリと、うなずいた。
そして、その続きを聞きたいと言った。
わかった。次は、研究員のことを話す。
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