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さて、読み手の皆様。
シンデレラからバトンタッチしてここからは俺が話そう。
幸せな幼少期を過ごすシンデレラ。優しい両親がとても大好きだった。そして六歳の誕生日を迎えた彼女は父親がこの場にいないことに気付く。不審に思った母親は心配してガラス工房まで向かうのだった―――。
これまでのあらすじはざっとこんなもんかな?
次から話す第二部はあの事件のきっかけとなるお話さ。固唾を呑んで聞いてくれまでとは言わない。ただほんの少し耳を傾けてもらいたい。
今一度駒を進めよう―――。
賽は投げられた。
俺には善も悪も関係ない。
ただ語るだけなのさ。
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