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「……ありがと」
「おぅ、感謝しろ」
ﾆｶｯ。と笑う無邪気な顔と俺様な台詞も昔と同じ。
昔より男らしくなったし、相変わらずのイケメンで俺様だけど素は優しくていい人なんだよね……
今でも、何時でも何処でも誰とでも、ぶれること無く我が道を行く俺様で空気読まない馬鹿なのは残念だったけと……
お母さんを撃退することだけを考えていたから、先輩のプロポーズ？を何も考えず速攻で拒否した。
あの時の真剣な眼差し。
もしかしてあの言葉は本気だったのか……
そう思うと、今更ながら罪悪感が胸をチクチク刺してくる。
否、あの後の様子たと、勢いと流れだろう。うん。
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