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「エル先生!剣術教えて!」
そう俺にまとわりついてきたのは、生徒のシューチ。可愛らしい顔をしているが意外と強い。
「じゃあ、教えてあげるよ。さぁ、こっちに来て!」
卒業式の時、俺はヒナタに言った。
"ヒナタ先生の後を継げるよう努力する!だから、席を空けといて!"
首席で卒業できなかったが、それでも、ヒナタは俺に頷いてくれた。そして、入学した時に言ったように俺を白にあげてくれた。
"黒"は"白"より強い。努力すれば、するほど能力がなくてももともとある人に勝てるようになるのだ。
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