第1話突然の出会い

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翔は引き出しからバイブを取り出し自分の中に入れた。 聖は我慢出来なくなり一人風呂場の方へと逃げて扉を締め切った。 けれど運命の番の匂いは凄まじく、扉を閉めても尚匂いは消えることはなかった。 「この甘ったるい匂いに正気を奪われそう…だ…」 すると、翔が扉の前に立って扉越しに喋り始めた。 「なんで我慢するんだよ…運命の番なんだろ!」 我慢しながら聖は言った。 「運命の人か何か知らないが、こんな第2性ごときに運命なんて決められてたまるか!」 その言葉を聞いた翔は風呂場の扉を無理やり開けてバイブも外し、産まれたままの姿で聖の前に立ち言った。 「俺を抱いてよ…抱き潰して壊してくれない?」 聖は唖然としながら拒否した。 すると、翔は聖の手を持ち自分の股間に置いた。 「俺を好きじゃないのに首を噛んだっていい…俺はあんたに抱かれたいって今思ったただそれだけ…」 聖は甘ったるい匂いに我慢出来なくなり、翔に息を荒らげながら言った。 「分かった、お前と一緒に壊れてやる!一緒に抱き潰れてやる!だから…絶対に後悔するなよ…」 そういいながら、聖は翔をベッドに押し倒した。
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