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聖は翔の暖かい中へと入っていく…。
麻薬のように…快楽へと2人で…
「んぁっ…ひじ…っり…」
「しょ…っう…んっ…ハァ…っ」
聖は翔の首元に唇をやり強く噛みしめた。
「聖…っこれで君は僕のもの…」
「いいえ…翔…私のものです…」
そう互いにいい合いながら抱きしめあって言った。
「もう離さない……」
そう言いながら2人は何回も互いを確認し合う様に抱き合った…
翔の発情期が終わるまでずっと抱き合い愛を確かめあった……。
聖は落ちつくと自分の事を話し、その話が終わると翔が自分の事を喋り始めた…。
すると、翔は聖に言った。
「誰もいない所で2人で暮らさないか?」
急な話に聖は驚いた。
「えっ?それは嬉しいけれど…準備もあるだろし…」
戸惑いながら聖はゆっくり頷いた。
翔は聖に言った。
「すぐになんて言わない…色々準備もあるだろうし…」
すると、聖は言った。
「2人で家に行くのはどう?」
翔は聞いた。
「どういうことだ?」
聖は説明した。
「私も翔も家から出れなくなる可能性はあるだろ?だからどちらかが絶対に助け出せるように2人で行くのはどう?」
翔は納得し頷き言った。
「そうだな…僕の所は厄介だから最後に回した方がいい…」
「なら私の所…から…か…」
憂鬱そうな聖を後ろからギュッと抱きしめた。
「大丈夫…僕がついてるから…」
翔は後ろから聖の手もギュッと握り聖はその手を更にギュッと握り返した。
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