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「くっ・・・ナギ、すまない。
油断していた・・・」
「勇者様、私がただちに手当てします!
そのまま動かないで!!」
勇者の前で杖を天に仰ぐ私は、回復系白魔法を唱えた。
「"カリラル"!!」
詠唱によって白魔法の発動に成功し、勇者が負った傷がみるみる内に癒えて行く。
「ナギ、ありがとう!
力がみなぎってゆく!!
皆、力を貸してくれ!
・・・行くぞ!!」
彼の号令と共に、番人に立ち向かう。
・・・その後も攻防が続き、パーティーの戦略によって、ついに番人に完全勝利した。
「ぐあああっ!!
・・・恐るべし、光の国の冒険者達よ・・・
だが、魔王様の恐ろしさはこれ程ではないぞ・・・
覚悟しておけ・・・」
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