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番人の言葉が切れ、息途絶えた。
「激しい戦いだった・・・
ナギの白魔法が無ければ、俺は火傷を負ったままだった。
よく強力な回復魔法を扱えるまで成長したな。
改めてありがとう、ナギ」
勇者はそう言って、私の頭を優しく撫でてくれる。
「さあ、冒険はまだここからだ!
山脈を超えれば、次の街で再び装備を整えて宿で十分な回復を行える!
皆、先を急ぐぞ!」
仲間を率いる勇者の号令で、旅が再開する。
・・・私達の冒険は、まだ始まったばかりだ。
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