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1ヶ月ほど前、馬に乗るために行ったとあるリゾート施設そばにあるコンビニに寄った。
出たすぐの所にあり、その日はひときわ寒かったため吸い寄せられたという感覚に近い。
サッと店内を見回り、カフェインレスブラックコーヒーのペットボトルも缶も無いことを確認し、レジでおうちカフ○メニューのカフェインレスコーヒーMを注文した。
「カフェインレスコーヒーください」
「え?はい、ありがとうございます」
え?と一瞬戸惑いの音があったため名札を見ると、海外の女性だった。
杖を片手に持っていたせいだろう。
心配そうにコーヒーマシンの所にわざわざ来てくれ、
「ホットコーヒーですよね?」
「ホットコーヒーじゃなくてカフェインレスコーヒーなんですけどどのボタンを押したらいいですか?」
ー一瞬沈黙ー
「カフェイン…レス?
ホットコーヒーならここを押せば大丈夫です(^-^)」
「わかりました!ありがとうございました(^-^)」
まだ慣れないからカフェインレスコーヒーが難しかったのかもしれない。
そう解釈し、一生懸命接客してくれたので普通のホットコーヒーを受け取り店を出た。
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