33ちゃんねる

追悼

地元市のおくやみ欄を見て衝撃を受け、見間違いだと思い五回くらい見直したが間違いなかった。

夫と知り合う前、病名もはっきりしないまま突然歩けなくなり入退院と転院を繰り返していた頃、あらゆるバイト情報誌を見てバイトの問い合わせをしては、体調のことを伝えると即断られていた時期があった。

発症する前までは自営業だったため、休んで店を閉めてからは無収入になった。

希望を持ってあちこちの病院に行っては、どこも悪くないからと言われ精神科を勧められた。

精神科を受診するたびに、どこも悪くないと言われきちんとした医療を受けるよう促された。

こんなたらい回しが長く続いていた絶望的な時。

一人で生きるためには働かなくてはならず、処方される痛み止めを規定量以上飲み、勤務先の老舗のクラブでも大量の酒を飲み、体をごまかしながらどうにか生活していた。

薬と酒で胃がやられ、クラブ勤務も困難になっていたそんな頃だった。