第五章 恐竜の惑星

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「その辺りで、終わりにしな」  しわがれた低い声がしたかと思うと、棚から次々と銃を構えた四人の男たちが現れた。男たちの銃口は、紛れもなくタケル達に向けられていた。 「バレちゃしょうがねえ、ここから生かして出すわけにはいかねえな」  どうやらこの低い声の主が彼らのボスらしかった。  低い声の男は、タケル達一人一人を確認するかのように見回した。その男の目がメリッサの前で止まった。
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