第一章

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無月「えっと、さっきの人が右に曲がるとすぐに試衛館って言ってたからあと、少しか…」 無月は、街人に、試衛館の場所を聞いた ドカッ! いきなり男の人3人がぶつかってきた 浪「おいおい、痛てぇなー!あー、ダメだわこれは骨折れたわー」 浪士はわざとっぽく言って、当たった所をさすった 無月「……あ、すみません。」 無月は、その場を立ち去ろうとしたが、腕を掴まれた 浪「おいおい、ぶつかって来といて、それはねぇだろ?ちょっと向こうに行こうか?ぎゃはははは!!お前、少し幼いが、見たこともねぇくらいに美人だからな!」 浪士は雑音のような声で無月を誘い、腕を強く引っ張って人気のないような所に連れ込もうとした 無月「離して下さい。」 無月は、面倒くさそうに言うが浪士は一向に離す気配はなく、逆に力を強めるだけだった。 無月(はぁ、めんどくさいな…) 無月は無理やり離そうとした時…… ?「すみませんが、さっさとその手を離していただけますか?」 綺麗な容姿の青年が無月を掴んでいた手を掴み、浪士を睨んでいた 無月(誰?この人…)
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