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沖田「すみません、無月さん!放っておいてしまって…」
あれから、沖田さんは時計がないから分からないけど、30分?位で戻ってきた
沖田「ここが、今日から、無月さんの部屋ですよ!」
和室で机があってちょうどいいくらいの部屋だった
無月「ありがとうございます。」
沖田「いえいえ!大丈夫です。僕は隣の部屋なので何かあったらすぐ呼んでくださいね!」
沖田さんは隣の部屋なのか…
あれから何もすることがなく、夕餉を食べ、風呂に入り夜になった
あんなに賑やかだったのに今ではもう寝静まっている。いつの時代でも月は綺麗なんだね…
無月「スゥ…♪袖丈が覚束ない夏の終わり
明け方の電車に揺られて思い出した
懐かしいあの風景♪ 」
歌:灰色と青
歌い終わると何か気配がすることに気がついた
沖田「その歌はなんですか?」
沖田は、静かに来て無月の横に座った
座らないで欲しいんだけど
無月「この歌は私の故郷の歌です」
沖田「そうなんですか…とても綺麗な歌ですね」
沖田さんは少し微笑んだ
無月「…そうですね」
沖田「もう寝てください…夜は体が冷えます」
無月「そうします。」
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