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吸血鬼モノの娯楽では、ほぼ出てくるシーンですわね。
美女の生き血の代用品をトマトジュースとする。それでも不老不死を保てる吸血鬼。
なんて羨ましい。
いいえ、ちょっと待てください。
それなら、逆の発想はどうなのかしら。
つまりこうよ。
トマトジュースの代用品として若者の生き血をすするというのは?
己の若さを保つには。若人を手中に収め、その生き血をいただくという、スティーブン・キングも白眼をむくような悪魔的計画がいけているのではないかしら。
おほほ、もちろんほんとうに血をすするわけではありませんから、半分以上は冗談、たとえですわ。
つまり、わたくしは新世紀の吸血鬼になるの。
問題は、どこで新鮮な若人の生き血を調達するか、ですよね。
時代はSNSですわ。だれにでも繋がることができますからね。わたくしもSNSというものを始めることに致しました。それが5年前のことです。
現在は美魔女というカテゴリーに入ることができているわたくしなので、そのさらに上にいくためには若人の心をわしづかむ必要がありました。
まずは若人にきさくな熟女をアピールして。若人の輪に積極的に潜入しすることが必要ね。おほほほ。
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