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誠 糺所長 準備を整えている間
私 白鷺は いつものように 護国院そばの「怪奇幻想社」出版社の記者 磯田 頼子へと 携帯電話で連絡を
そうです 今回の件も 記事になれば 相談所にとっては いろいろと好都合なので。。。。。。
さて 案の定 磯田記者 その話にのって来ては 王寺で待ち合わせすることになるが
一方 その件を話した少女 木次さん 安心したのか ボーッとしているも
ふと思い出したように
「白鷺さん そう言えば 今思い出したんですけど あたし 子供の頃 ううううんと三歳になる前だとおばあちゃんが言ってたけど あの辺りで神隠しにあってるんですよ でも 夕方四時から 夜の十時頃までなんですけど 稲荷社近くで友達と遊んでて友達が言うには急に消えちゃったって。これって何か関係あるんでしょうか?」
「って でどこで見つかったの? その間 何してたとか どこにいたとか記憶は?」
「いやあ それが 全然覚えてないんですよ そのこないだ あの狐面を見るまで忘れてたしねえ」
そこへ 所長やって来ては 「うむ それは関係ありそうですねえ これをあなたに渡して起きます これは 一種のお守りで あやかしには効果あるものです」
と 私 白鷺の持つ水晶の小さな珠を渡された 木次さん
何故か 怪訝な顔をしては 「これは中に何か入ってるんですね? ええと何か丸いものが」
「ほぉ 君にはそれが感じとれるんですねぇ はい いざとなったら あなたを守護する式神みたいなものです」
「でも あたし これ要らないような。。。。。。」
この言葉に 誠所長 えっ?っと不思議な表情を浮かべるも
「ならば それは 白鷺くん 君が持っていて 何かあったら いつものようにねえ」と 私に渡されたのだが
誠所長 何やら考えこみつつ
いざ 出発となりました。
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