大切なあなたに贈る愛の言葉
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目が覚めた私は、
靄
(
もや
)
の中にいた。ここはどこだろう。確かさっきまでベッドの上にいたはずなのに、ここは……? 足元を見ると、学校に履いていくローファーをいつの間にか履いていた。と、いうことはここは外なんだろうか? よく見ると服装は帰ってきたときのままの高校の制服だ。夢遊病にでもなって寝ている間に外に出てしまったのだろうか。
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