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「カンパーイ!」
ゴクゴク
あたしは注文で来たビールを呑んだ。
「ぷはあ!うまあーーーーーーーーーー!やっぱ仕事終わりのビールは格別だわあー!」
「オヤジかよ。ほんっとお前俺の前だと緩んでるよな…。
まあ…嬉しいけど。」
「??何か言った?」
「何もねーよ!しかしもう12月か…。」
「だねーこの前まで11月だったのに…。もうあっとゆうまだよ。」
「12月といえばクリスマスか…。」
「あーはいはいクリスマスね。」
「お前、クリスマスアンチかよ。」
「別にー」
「あーさてはお前、相手いねーから拗ねてんだろ?」
「あーハイハイそうですよ!どうせ仕事だしね!
クリスマスなんて子供かカップルかが楽しいだけでしょ!
…どうせ関係ないですよー。」
「…開き直りかよ…。」
ふんだ。クリスマスなんてもう関係ないもんねー!
一人で食べるチキンも美味しいもんね!
…とあたしは心の中で強く開き直った。
「すみません!ビール追加で!」
あたしは、近くにいた店員に声を掛けた。
その時佐藤が口を開いた。
「…じゃあ俺が一緒に過ごしてやろうか?クリスマス。」
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