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これは私ドロイドの夢の出来事です。ある夜、私は色々な出来事があり、すぐに就寝しました。夢の中で私は自分の部屋で寝ています。私の部屋の上にもう一つ部屋があるのですが、そこから声がしました。その声は私が高校時代の担任の女性の先生でした。
「ねぇちょっと来てくれない?」
普通の日常のような声。その声に導かれるように私は夢の中で起きました。私は寝てるのを起こされたのですから、ほぼ寝起きです。
「ふぇ~なぁにー?」
「いやちょっと来て。」
「えー嫌だよ、眠いー。」
私はその声に従わず、私は眠いという理由で断りました。何故その声がしたのか今でも不思議でしたが、当時一切気にしません。
「いやでも、とにかく来てー。」
「どこに行くの?」
「右の部屋に来て。」
場所を聞くと右の部屋と言い、私は寝ながら顔だけを右に向きました。しかし、私は
「ん?右の部屋~?右の部屋なんてないよー。」
「いやそれでも来て。」
私は寝ぼけて言葉があやふやになりつつも、私は右の部屋に行くことを拒否しました。いえ、そもそもないのです。何故かと言うと私の部屋の右は窓があり、その先は隣人の家の壁だから右の部屋というものはないのです。
「いや来て。」
「右の部屋はねぇんだつってんだろぅがぁ。」
っと強めの発言をした後、少し黙ってすーっとその声の存在が消え行くような感じがしました。完全に消えたのを感じた瞬間、ぱっと私は夜中の中、現実世界に目覚めます。
しかし、私はその時一切気づいてませんでした。 あの時、右の部屋と言っていたのは私からの目線だといことにきづいていなかったのです。これが逆の視線だとすると私の部屋の左の部屋だというとこに……。その左の部屋は仏間であることに ……。
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