Christmasrose

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そしてしばらくして実家に着いた。 相変わらずここだけは変わってなくて安心する。 (…来てしまった。) 自分も元々住んでた筈なのに、いざ帰って来ると緊張する。 (…びっくりするだろうな。特にお袋が。) そして俺はインターホンを押した。 ピンポーン 「…はい。」 「俺。」 「拓哉?」 「そう。」 「いきなりどうしたの?」 「いや、ちょっとな。」 「今開けるわね。」 そして扉が開いた。 ガチャ 「拓哉。」 「…久しぶり。」
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