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真っ白いそれの話3も考えてみようと思ったが、真っ白いそれの話を考えるに当たり、真っ白いそれの話を生み出すに当たり、これと言ったアイデアもないので、仕方なく目の前の壁が白いという事実だけを綴ることにした。 目の前にある壁は白い壁だ。 ただただ白いだけの白い壁だ。 何の変哲もない白い壁だ。 何の変哲もないから、何の感情も沸かないただの白い壁だ。
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