第1章

20/21
前へ
/21ページ
次へ
何かひとつ父に言いたいと思っていたが歳がたつにつれ忘れてしまう。 どうかを育ててくれてありがとうとお礼を言えるのか、今でも忘れられない大変な記憶を問責して謝罪をしてもらうのか、それは望んでいない。親父が死んだときになにもかも嫌になって位牌に焼香を投げつけるそんな死にかたをシタラ絶対に許さないとか言うべきか。死んでもなおかつ親子なのだ。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加