第3章

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お互いの息づかいが重なって、 激しさを増していく。 気が遠くなりそうなほど 私のカラダは感じていた。 今まで体験したことがないくらい。 普段はまるで他人のもののようにさえ感じるカラダが、 うずいて、アツくなって、 絶頂を何度も迎えてる。 あー、私、愛されてるんだ。 生きてるんだなー なんて感情まで頭を横切っていく。 「マユっ、、、、、、もう、、、」 「、、、純さん、、私も、、、」 最後は一緒に。。 布団の中で、あらためて抱きしめあった。 純さんの胸に顔をうずめて、 私の背中に手が回されると、 2人とも遠のきそうな意識の最後に 合わせたわけでもなく同時に 言葉をこぼした。 「、、、、、ありがとう」
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