封印
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勢い任せにドアを閉め、壁にもたれかかる。 呼吸が、うまくできない。 星夜の瞳が、割れたガラスのように、私の胸に突き刺さる。 私は目を閉じ、何度も深呼吸をした。 胸の鼓動が落ち着くにつれ、手首の痛みが激しさを増す。 その灼けつくような痛みに、自然と顔が歪んだ。 見ると、星夜に掴まれた所が、赤く腫れている。 星夜の印……。 「なんなの……?」 私の心が、激しく掻き乱れた。
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