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いろんな子を傍に置いてみた。
でも、駄目なのよ。
みんな、この私の傍にいるのにも関わらず、麗史ばかり頼るのよ。
憎らしいわ。
麗史は私の者なのに。
麗史は優しいから断れない。
頼まれれば何でもしてやるのよ。
憎らしいわ。
殺意を覚える。
気に入らないのよ。
麗史に媚びを売る女。
この私を差し置いて、麗史を連れ出すの。
むかつくわ。
麗史は初めは1人で帰ってきた。
送り届けたと。
憎らしいわ。あんな小娘、始末すればいいのに。
でも、麗史が優しいからよね。
だから、従った。
今度見つけたらただじゃ済まない。
始末してやるわ。
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