17人が本棚に入れています
本棚に追加
/155ページ
月の光が君を照らす。
あの日、君と不滅の時を共にできることに幸せを感じたよ。
同じように月の光に照らされた君は、美しかった。
永遠に私の女神で居続けてくれると信じて疑わなかった。
君にとって私は永遠ではなかったのか?
やはり、あの男といた方が幸せだったのか?
人として終わった方が幸せだと言うのか?
私がいなければ君はこんなふうにならずにすんだのだから、きっと私は間違っていたのだろう。
愛してるよ、美雨。
永遠に愛してるよ。
こんな私を許してくれるかい?
愛してるよ、美雨。
空が夜明けを告げる。
その久しぶりに目にする光は私の目を焚いていく。
我々に幸あれ!
「Jesus!」
最初のコメントを投稿しよう!