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人の世界を犯さない、それが私達に課せられた現代と共存する暗黙のルールだ。
確かに何百年もの昔、私達は人の世界を犯してきた。
でもそれは、例えば人が1人死んだとしても、葬るだけのことだったからだ。
コレラ?それとも栄養失調?
理由はいくらでも溢れていて、原因追求をすることも少なかったからだ。
なぜなら、人同士が争い奪い合い、隣の国を手に入れたいがために戦争を起こす。
従わない国を支配下にするために抑圧する。
それが当たり前の世の中で、誰か死んだとしても疑問にすら思わないこともあったからだ。
また、貴族?金持ち?
頭のイカれた奴等が、人を串刺しにしたり、拷問にかけるなんて当たり前。
処女の血を飲めば、若返るとか永遠に生きていられるとか?
おぞましいほどに血が流れることが普通だったのだ。
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