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ヨセフは神に祝福を受けていたから、売られた先で 主人のポティファルに富をもたらし パロに気にも入られたが ヨセフは男前だったので、困ったことに 主人ポティファルの妻に関係を迫られ、 婦人に捕まれた上着を、源氏物語の空蝉(ウツセミ)のように残して逃げたことで “私に夜這いした。証拠の上着がある” と 虚偽の申告をされてしまい 強姦の嫌疑を掛けられて投獄される。 それでも神の祝福のお陰で、監獄長に気に入られ なんと監獄の管理を任されるようになる。 ある日、主人のポティファルが 何かの罪によって投獄されるが、ヨセフは “解放される” と予言する。 また、パロが繁栄するとの予言をし その方法まで示し、これも的中させ ポティファルがパロに、ヨセフが自分が投獄された際の解放の予言もしたことを話した。 それを聞いたパロは、大いに感心して ヨセフに高貴な衣服や 金の指輪を渡し “エジプト全土を支配するよう” に命じた。 ヨセフは、有力祭司の娘と結婚して子供をもうけ ヨセフの名はエジプト全土に知れ渡った。
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