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稔久はロック(岩石)エナジーを『カブトブレード』に、対戦相手はドラゴン(龍帝)エナジーを『ルカニダェードラゴン』、戦場に出ている自分達のカードモンスにそれぞれ貼り付けた。
次にメインフェイズである。メインフェイズで使用出来る枚数は自分のフィールド上に存在するアクセルエナジーの枚数+1枚だ。よって、このターン、稔久と対戦相手はメインフェイズでカードを2枚使うことが出来る。これを『手番』と云う。
メインフェイズでは先制を取ったプレイヤーが先にカードを1枚使い、次に後攻のプレイヤーがカードを1枚使う。このターン使用出来るカードの枚数は2枚だから、同じやり取りをもう1度行う。
先行を取った稔久は、ロックエナジー1枚で使用出来る『ロックアーマー』をカブトブレードに装備させた。『ロックアーマー』には
『防御力を1000アップ』と書かれている。『カブトブレード』の防御力は元々の1500から2500にパワーアップした。
後攻の相手は、ドラゴンエナジー1枚で使用出来る攻撃カード『ドラゴンクロー』を使う。属性『龍』と体格『爪』を持つカードモンスが使えるカードである。カードには、属性と体格を指定する物が多く、適用する属性と体格を持たないカードモンスはそのカードを使用出来ない。
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