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新年のスタートは親族たちへの
挨拶周りから始まり
久しぶりに会った叔父さんや叔母さんの
家族たちもとても元気そう…。
従姉妹のお姉ちゃんが結婚する報告を聞いたり
安達家はお祝いムードに包まれていた。
………俺もこんな風に家族から祝福されたい
諒太と俺じゃ………やっぱり無理なのかな
外では穏やかに笑顔で過ごしたけど
内心は……諒太の事で頭がいっぱいだった。
俺から別れを切り出す………か。
………心臓がズキンズキンと音を立てて壊れてしまいそうで……溜まらなかった。
……俺はただ………諒太と楽しく付き合いたかっただけなのに……普通の高校生としての恋人でいたいだけなのに。
なんでこんな事まで考えないといけないんだろう。
正直……まだ将来なんかわかんないし
諒太の会社なんか知らないし……
隠すのも嫌だけど。
バレなきゃ………いいじゃん。
いろいろな感情が頭の中を駆け巡る。
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