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諒太が真剣に見つめてくる……
『孝人が好きだよ』
諒太の目を見つめながら戸惑う俺……。
『もう前みたいな関係には戻れない』
俺は……戻りたいよ諒太……。
でも…なんだか……声に出して言えなかった。
もう少し時間が欲しい……
諒太に静かに伝えて
俺は諒太の家をあとにした。
自分の家に帰宅して……
ベッドに倒れこむ。
諒太から抱きしめられた感覚がまだ抜けきれなくて。
キス…ちょっと激しかった……。
顔が熱くなるのがわかる……
自分でもすごく動揺してるのがわかった。
男にキスされて嫌なはずなのに…。
諒太からのキスを思い出すと…なんかこう…
モヤモヤするってゆうか……。
はぁ……どうしちゃったんだよ俺。
もう本当にわけがわからない……。
自分で自分が本当にわかんなくなった
元カレって聞いて…何で腹が立ったのかも。
諒太は俺のどこがそんなに好きなんだろう…
考えたくないのに
頭の中は諒太でいっぱいだった。
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