第1章 親友

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諒太が真剣に見つめてくる…… 『孝人が好きだよ』 諒太の目を見つめながら戸惑う俺……。 『もう前みたいな関係には戻れない』 俺は……戻りたいよ諒太……。 でも…なんだか……声に出して言えなかった。 もう少し時間が欲しい…… 諒太に静かに伝えて 俺は諒太の家をあとにした。 自分の家に帰宅して…… ベッドに倒れこむ。 諒太から抱きしめられた感覚がまだ抜けきれなくて。 キス…ちょっと激しかった……。 顔が熱くなるのがわかる…… 自分でもすごく動揺してるのがわかった。 男にキスされて嫌なはずなのに…。 諒太からのキスを思い出すと…なんかこう… モヤモヤするってゆうか……。 はぁ……どうしちゃったんだよ俺。 もう本当にわけがわからない……。 自分で自分が本当にわかんなくなった 元カレって聞いて…何で腹が立ったのかも。 諒太は俺のどこがそんなに好きなんだろう… 考えたくないのに 頭の中は諒太でいっぱいだった。
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