第10章 諒太の母

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諒太が……拘束されている俺の手首を掴み 俺の耳元に唇を寄せて 『………こんないやらしい身体で…女を抱けるのか?』 『………ッ………』 違うのに……涙ぐんだ目をギュッとつぶる。 諒太が俺の胸の突起をちゅっと吸い付き…… 何度も何度も甘噛みしてくる……。 片方は……爪でしつこく触れられ…… 両方の突起を同時に攻めてくるから 身体が震えてきて溜まらない。 『んぁあッ……あっ…りょ、た、やッ…ぁあッ…』 胸の突起を弄りながら 俺の秘部に………グリッと指を一気に入れてきた。 『あぁぁッん……痛ッ…』 『そんなに女がいいなら……女にするようにしてあげるよ』 拘束されて……座ることしかできない俺の足を恥ずかしいぐらいに広げられ……… いつの間にか増えた指を強弱付けながら荒々しくえぐられる。 『あんッやぁッ…ぁあッ…りょ…ああんッ…』 ………いつもの諒太のやり方じゃなくて……戸惑いと切なさで心が潰されそうになってきた………。 もう………何が正しいのかわからなくなってくる。 俺が好きなのは諒太だけで……… ただそれだけなのに……… 涙が止まらなく溢れだした。 『ッ………』 涙でぐちゃぐちゃな俺を見て……… 諒太が急に手を止めた。 俺の拘束を解いて…… 俺を痛いぐらいに強く強く抱きしめてきた。 『………孝人……嘘だよな?』 『………ッ』 『おまえ……なんか嘘ついてるよな?』 俺の顔を強い視線で見つめてくる………。
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