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「あとは言わなくても仕事内容は分かると思うけどもしもの時のために救護班を設置するわ!基本的には女子と男子一人ずつで考えてるわ」
「あと残りの人はバックアップ要員として全ての仕事の空きが出たら回ってもらうわ!
それじゃ今から全員で仕事を決めていくわよ!やりたい仕事ある人いる?」
「待て朱凰校舎外偵察をしないつもりか?」
「当たり前よ、危険過ぎるわ!それに誰もやりたがるわけないわ」
「そんな甘いこと言ってると他の試験隊に先越されるぞ?俺が校舎外偵察に行こう」
「本気で言ってるの?」
「真面目に働くなんて性に合わないからな
俺はそっちの方が気楽でいいしな?」
「そうね…わかったわ!けど無理して死なないでね」
「何々?心配してんの?」
「当たり前!無駄に戦力減らすのは得策じゃないでしょ?」
「はっ…言うじゃねーか?」
「先生が行くなら私も行きます!」
「それはダメよ!星国さん危険過ぎる」
「そんな危険な仕事一人でやらせるわけには行かないから!」
「…星国さん、わかったわ!二人で校舎外偵察をよろしく。よし、それで他の人は仕事決めて行くわよ」
「さぁて俺は行ってくるかな~?」
「あっ待って先生!」
「着いてきてもいいが命の保証はしねーぞ」
「はい!」
嬉しそうに返事をした星国が一瞬子犬が嬉しそうに付いてくるように見えた。
さて校舎外偵察を俺はあえて危険を承知の上で志願した理由は、久しぶりにワクワクしていたからだ。退屈な今までにないスリルをその世界で。
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