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気が付くとそこはさっきまでいた場所とは違っていた。
目の前には炎が広がり座っている人を切りかかろうとしている人を見て
「危ない!」
と叫んで座っている人を連れて走りまくる。座っていた人は
「貴様誰だ」
と言ってきたので
「自己紹介は後で!今は逃げましょう」
といって外まで逃げてきた。
「貴様いつまで手を握ってるつもりだ?」
と言われハッとなり手を離した。そして
「貴様は一体何者だ?」
と言われたので
「さっきから貴様貴様って失礼じゃないですか?
まぁ、いいや。私は桜ノ宮あずさと言います」
「ほぅ、この俺様にそんな口をきく奴は貴様が初めてだ」
変な人と絡んじゃったなぁと思ってたら後ろからいろんな人が来た。
「信長様!!お怪我はありませんか?」
ん?信長様?と私は疑問に思った。もしかしたらなんかのドラマの撮影だったのではないかと…でももしそうなら止められてたはずと考えてたら今来た人が
「この方はどなたですか?」
と言ったら
「俺の部下に挨拶しろ」
と言われてこんな上から目線で言われて私はだんだんと腹が立ってきた。
「なんで私が挨拶をしなきゃいけないんですか?」
と言ったら
「貴様、俺様に逆らうのか」
と冷たい目で言われて背中がゾッとした。
「申し訳ありません。女性の方より先に挨拶をするのが礼儀ですね。私は石田三成と申します」
この方凄い礼儀正しいなぁ…ん?今名前を石田三成って言った?え?あの?戦国武将の石田三成!?
ビックリしてとっさに
「あ、あの今って何年ですか?」
と聞いたら
「天正12年だ」
と言われ頭が真っ白になった。
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