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す、息がピツタリ合っています、踊りが終るとみんなが喜んで手を叩いたのです、吉之助がもう薩摩おごじょの心をつかんだとごわすかと感心しています、そこに女将が、
新之助と吉之助の前に座り、
酌をしてこれでよかごわんしたでしようかと聞くので、吉之助がよか、よか、さすが女将ごわんすなあと盃を渡して酌をしたのです、仲居が女将さんちょっとというので、
それではごゆっくりと席をたつたのです、気になったので席を立ち一階に降りて行くと、一人の男がここにボタンが来とるだろう、郡奉行の山根様の席に呼んでくれんと、
というと、
今席についたばかりです、直ぐには無理ですよというと、たかが町人の集りじやろが、厭と言うなら部屋に行き腕づでも連れていつぞというので、そんなご無体な事を、
というと、うるさいと階段を上がろうとするので、女将がやめてくださいと袖を引くと、足で蹴飛ばしたのです、新之助がおい無体な事はやめろ、女将大丈夫かと引き起、
こすと、
なんだおまんさあはというので、ボタンの客だよ、少しくらいまてないのか薩摩武士はというと、刀に手をかけたので手刀で手を叩くと、殴りかかってきたので足で蹴飛ばす、
と土間にころがったのです、奥の部屋から仲間が3人出て来て刀に手をかけるので、新之助が女将二階には知らせてはならぬぞと言いつけ、ここでは迷惑だ外にでろと店の外、
に出ると、
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