十二番目の志士1

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なくなるかと言って、そうだ私が江戸に出ればいいんだは、深川芸者と張り合うのも面白いわね、さくら一緒に江戸へ行かないというと、絶対行きませんと言ったのです、 又衛門がやって来て今日はありがとう御座います、こんなによくして貰うと頑張るしかないですねと言うので、それが目当てですよと笑うと、いけない引っ掛かったのかと、 笑ったのです、それでは明日からの準備があるのでお開きにしょう、閉めは親方にお願いするというと、承知しましたといい、立ち上がると、こんなに歓待してもらつた、 んでは、 日本一の物をつくるしかない、また江戸よりの助っ人のみなさん、よろしく頼みますと挨拶し、さんさんさん七拍子で〆ますと、手拍子を打ちお開きにしたのです、ボタンが、 今日はありがとうございました、みんな花代を沢山もらって喜んでいましたよ、この後もう一軒座敷に呼ばれていますので、ボタンがここで失礼しますと言うと、サクラが、 私は入ていません、 何か美味しい物食べさせてくださいと言うので、いいよというと嬉しいといい、ボタンが抜け駆けは許さないよというと、いっぱい飲むだけですよボタン姉さんと笑った、 のです、吉之助が私はこれでといい明日からは又衛門の配下が向かえに行きます、私は明日殿の用事で江戸に戻ります、後は小松様がお帰りになっていますので、お節殿、 に言ってくださいと言ので、     
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