第1章

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提督だアメリカ大統領の親書を将軍に渡す為に来たのでといい、号令をかけると甲板にいた兵達が手に持ったいた鉄砲を海に向かって構え、フイヤーとペリーが言うと、 凄い音がして鉄砲が火を吹いたのです、 さつきの大砲は弾はとんでいない、あれは空砲だ相手に対する礼節なのだと言たのです、それでは役人に知らせてくるといい、縄はしごをお降りて船に戻り深川の船番所、 に行ったのです、陸に上がるとさつきの大砲の音で大変な騒ぎになっています、役人にいままでの事を言うとお主はあの船の者と話しをしたのかと聞くので、日本語の分、 かる通詞がいると言って、 ペリーが言った事を伝えたのです、私と一緒に南町奉行所に行ってくれというので、小吉に魚は長屋にアジ6匹とカレー6匹を届け後は女将に渡してくれと頼むと、承知し、 ましたと小吉が言ったので、馬に乗り奉行所に向かったのです、奉行所に行き奥座敷に通されると奉行以下幹部が控えており、拙者は筆頭与力の青山だこちらが南町奉行、 水野様だと紹介するので、 高杉新之助ともうす浪人者ですといい、先ほどの船の様子とペリーの言った事を話すと水野が青山に長崎に回航するように伝えよと命令すると、さつそく使いを走らせます、 と部屋を出ていったのです、水野が先ほどの大砲は礼砲だというのかと聞くので、ペリーがそう言っていましたと言うと、船の片方に8門の大砲と前後ろに二門合計20門の、 大砲があります、 また彼らが持っている鉄砲は火縄がありませんでしたと言うと、新式の鉄砲なのだろうといい、ともかくご苦労であった、何かあれば呼びにいかせる我々に協力してくれと、 言うので承知しましたと答え、奉行所を出て船宿に戻ったのです、女将が出迎えとんだ災難でしたねと言うので、いや良い物を見たよとと言うと、小吉が魚はお妙さんに渡し、 ておきました、 心配していましたので早くお帰りになったほうがいいですと言うので、それではと言うと、女将が二分銀二枚を渡しこれが魚の代金ですというので、船の借り賃と相殺だと、 言うと、あれで料理を作り出せば2両にはなりますからいいんですと言うので、それではと受け取り長屋に向かったのです、
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