「白」について考える

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「白」とはなんだろう… 色がないもの、なにもない… そういう性質を持ってることを言うのだろうか それでは「透明」とはなんだろう… 色がないもの、なにもない… 先ほど思いついた性質と同じである。 それでは、「白」とは一体何者なのだろうか。 この世の中に、理論上真っ白というものは存在しないそうだ。 それでは、「白」とは一体何者なのだろうか。 この世の中の「白」という物のイメージはいいものばかりである。 なにも混ざってないから?そこにはなにもないから? 別に色達はなにも悪いことをしていない。 全ての色は、青、赤、黄から成り立っている。 でも、唯一その3色から成り立っていないのは白だけである。 これらを踏まえて、見えてくる「白」という物の正体は、実は色でもなく、この世の中には存在しない人間が生み出した幻想なのではないか。 存在しないからこそ、人間からすれば神様のような存在であり、「白」という物を理想としてるのではないかと思う。 なにか生み出すということは、どんどん「白」から遠ざかっているように思う。 光は様々な色を重ねることで「白」となる。 色を重ねると「黒」になるのに、これまた不思議なことだ。 なにか生み出すことで「黒」になるとすればその始まりは「白」ということになる。 宇宙の始まり、ビッグバン おそらく、このビッグバンは「白」なのだろう。 結局、なにを言いたいのかと言えば、なにを言いたいのかわからない今の私の頭の中は「白」、「白」について小説を書いているはずなのに、ただ単に「白」について考察してるだけなのである。 これから、その「白」が「黒」に近づいていくのかどうかはわからないが、「白」がいいものであるならもうそれだけでいいじゃないか。 色なんてただの幻想… この色だから悪いなんてない。 ちなみに、私が好きな色は「青」である。
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