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その夜、バイト終わりで帰り道であるアズマ南通りを自転車で走り家へと向かっているサニーは目の前に立っているコートを着てフードを被って仮面をつけた人物に気づき自転車を止めた。
その人物は道のど真ん中で立っていてサニーを見ている。
サニーはあの時の視線と同じだと気づき自転車から降りた。
「何か用かよ?勘違いかもしれないけど付きまとうのはやめろよ。」
「....サニー...」
サニーは自分の名前を呼ばれ警戒し始め自転車を地面に倒し炎を手から出した。
「なんで、俺の名を知ってる?会ったこともないのによ。」
「そう...会ったことも..ないか。仕方ないかこの炎なら...」
コートを着た人物は手から黒い炎を出してサニーに近づき始めながら
「...覚えてる?あなたにも同じ能力があるはずなのだけど...普通の炎じゃなくて。」
と言った。
サニーはそれを見て怒りが込み上がり「てめぇが...俺の家族を殺した奴か!意味わかんねぇこと事を言ってんじゃねえ!!」
と叫んでコートを着た人物に向けて炎を向けて手から発射し始めた。
しかし、その炎は黒い炎によりかき消され逆にサニーが黒い炎で飛ばされた。
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