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学校の屋上では黒いコートを着た人物と椅子で縛られているクレアが話していた。
「あんたがサニーの家族を殺したの?」
「ええ。殺した。」
「私に何をする気?私の氷の能力が効かないなんて...何者なの?」
クレアが疑問に思うことを聞くとコートを着た人物は仮面を外した。
クレアは顔を見ると目を大きく開き身体が震え始めた。
「どうして...あなたが?」
「さぁ?何の事やら。」
クレアはずっと顔を見ていた。『こんなことって..信じられない。サニーが知ったらきっと...』と思っていると突然、屋上の扉が大きな音を立てて吹き飛んだ。
サニーが炎の圧力で吹き飛ばしたのだ。
クレアは彼に気づいて「サニー、この人は...」コートを着た人物の正体を話そうとしたが彼女は何かの力によって口を封じられ話せなくなった。
コートを着た人物は再び、仮面をつけてサニーの方を向き黒い炎を出し始めた。
「クレアを離せ。関係ないだろ」
「大いにあるね。正体を知られたのだから。さぁ、戦おっか」
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