第1章 秘めた能力

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普段の炎じゃなくて白と黒の混じった赤い炎がサニーを包み込み始めた。剣に炎が纏い始めサニーは突然、姿を消した。 ルーナは「やっと、出たか。怒りに任せちゃって、バカね。」と言ったときすでにサニーは彼女の背後にいた。 すると、サニーは剣を振りかざして白と黒の混ざった炎をルーナにぶつけて彼女を吹き飛ばした。 クレアはそれを見てとどまった。『これがサニーの本当の能力?彼の姉と同じ感じだけど何だか違う。暖かいような優しいような...』と思いながらサニーを見ていた。 サニーはすぐにクレアの口を封じている力を解除して解放した。 「サニー...目が。普段と違って片方が黒と赤になってる。」 「分かってる...遅くて悪かった。離れててくれないか?」 クレアは椅子から立ち上がってサニーから離れ始めた。 サニーの目は右目と左目で違い 右目は闇で瞳が赤で周りが黒く 左目が光で瞳が赤で周りが白い これは闇と光の能力を同時に出すことで目の色が変わる。普段は瞳は茶色。 ルーナは黒い炎で防ぎ少しだけ負傷した。
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