第1章 秘めた能力

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数日後― サニー、クレア、ジェニーはダニエルのお葬式に出ていた。ダニエルの家族は泣き崩れていて子供は父親を呼びながら泣き叫んでいた。 サニーは自分の姉がしたことを謝りに行こうとしたが先日、退院したばかりのジェニーに止められた。 「あなたは謝らなくていい..。なにも悪くないし全てルーナがしたことよ。」 「...」 悲しみと怒りで精神的に参り始めているサニーを見てクレアは 「...サニー」と呟き心配していた。 そして、サニーは自分の家族が埋められている墓の前へと向かった。墓には両親の名前が刻まれている。 《ランス・ホープナイト ソフィー・ホープナイト ここに眠る》と。 クレアはサニーの所へ行こうとしたが「一人にしてあげよう」とジェニーに言われ彼女は行くのを止めた。 『母さん、父さん。絶対にルーナを倒す。仇をうつよ。』とサニーは心で誓いルーナを倒すことに決めた。 光と闇の能力は出すことは出来たが完全ではない状態。 あの時は怒りが爆発して発動できたがこの力をコントロール出来る方法は分からないままでいており クレアから聞いたフードの人物も彼は気になっている。
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