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そして、授業が終わり校門から出て帰り道を歩いているとき後ろから白髪の少女が走ってやってきた。
「サニー!先に帰らないでよ~。今日は一緒に夕飯、食べる約束でしょ?」
「わりぃ、わりぃ。クレア、ジェニーが今日はカレー作るってさ。」
「楽しみ~。ジェニーが作るカレーって美味しいよね。」
サニーとジェニーは一緒に住んでいてクレアとはお隣で幼なじみだ。クレアはたまにサニーの家に訪問して食事をしている。
サニーとクレアは平らな道を歩きながら話していたが空から何者かが見ていた。
黒いコートを着てフードを被り白くてキリッとした目の仮面をつけている。
サニーとクレアの様子をみて何がを悟ったのかすぐに消えた。
サニーは視線に察知し歩くのをやめて立ち止まり後ろを振り向いた後、赤く淡い空を見上げたがそこには誰もいない。
「どうしたの?」
「いや..別に何も。」
サニーはそう言って立ち止まっている足を前へと出して歩き始めた。
クレアは不思議に思い空を見たが何の事が分からずサニーの後を追いかけた。
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