第2章 支配された殺し屋

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サニーは自転車と共に後ろを振り向き自転車を押して走り去る人物を追いかけ始めた。 そして、廃墟を出たが周りを見てもアズマ中央通りには誰もおらず急いで走っている人物は見当たらなかった。 『確かに誰かがいたのにあの暗闇の中に。...一体、何故、走り去ったんだ?』とサニーは疑問に思いながら自転車に乗り次の現場を調べることにしてそこへと出発した。 その頃、廃墟を出て数メートル右にある建物をさらに右へと曲がった道端にある物陰で隠れている走り去った人物と見られる者がいた。 その人物は息切れをして深呼吸をし走って来た道には戻らず曲がった道をそのまま歩き始めた。
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