第2章 支配された殺し屋

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館の廊下を歩いているレイナは『この、幼い感じのふっくらした顔の女が標的か...。この女の後ろに写っているのは誰だ?見たことある学校も写ってるな』と手に持っている写真を見て思いながら 館の階段を上り自分の部屋へと向かった。 部屋に入ったレイナはタンスの隣にある鏡にはっている写真を見つめ幼き頃を思い出した。 写真に写っているのはレイナの父親と母親が笑っている幼いレイナとこの館の庭で立っている。 レイナは母親に似ていてキリッとした目が父親に似ている。髪の色は母親と同じだ。 レイナはその写真を眺めて辛い気持ちになり始め、あの夜の出来事を思い出した。
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