第2章 支配された殺し屋

17/39
前へ
/69ページ
次へ
そして、屋上に着いた時、すでに水色の髪をした女性が屋上のドアからすぐそこで景色を眺めていた。 サニーは女性の着ている白い学生服を見て自分の学校の生徒じゃないと分かった。 それに、髪の色を見て勘違いかもしれないが彼女の方に近づきしばらく様子を見て話しかけることにした。 「ここは他の学園の奴が来ちゃダメなんだぞ...先生に言われなかったのか?」 「そう...。それは、悪かったわ...。一人が好きなもので。」 と女性は言いながら隣ににいるサニーの方を向き始め「私の名前は...レイナ・マーシャン」 とサニーに自分の名前を明かした。 サニーは自分の名前を教えた。そして、能力も。 すると、レイナは微笑み始めた。 「何、笑ってんだ?おかしいか?」 「ううん。気にしないで...何故、私がここにいるか教えようか?」 「交流会だろ?」 「そうね。でも、私はそんなくだらない事をしに来ている訳じゃないの...」 レイナはそう言いながら前を向き下を見つめ出した。 そこにはクレアとサラが笑い合っていた。
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加