第1章 秘めた能力

8/30
前へ
/69ページ
次へ
「君達が元気そうで良かったよ。サニー、君のお姉さんも見つかると良いけどな。」 「俺の事、知ってるのか?」 サニーは頭に拳骨を受けた部分を押さえていた手を机に移動させダニエルに姉の事など聞いた。隣にいるジェニーは昔、サニーの姉が行方不明になったあの事件の担当をしてくれている捜査官だとサニーに教えた。 「姉は...見つかったのか?」 ダニエルに聞いたが彼は顔を左右に振り申し訳なさそうにした。 そして、ダニエルは二人に見送られながら玄関へと向かいドアを開けた時、クレアが家の前に来ていた。 「あっ..あれ?遅かったかな?」 クレアは暗くなっているサニーに聞いた後、ダニエルに挨拶をして家を出て平らな道を歩いていく彼を見ていた。 そして、彼女はジェニーに呼ばれ家へと上がった。
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加